ひとみいご流?譜読み法。
譜読みをもっと早くできるようになるためには?
一言でいうと、その対策ノウハウとは、
「譜読みの上達」を意識しながら日々の練習を重ねていくことです。
「えっ?たったそんなこと?」と
いう声が聞こえてきそうですが (^_^;)。
それを「意識」するか しないかで、大きく差が開いてきます、
ちなみに、これは幼い頃、
ピアノの先生が「こんな方法もありますよ」と教えていただいた譜読み法と
即効果が出る練習法です。
普段の練習曲等の譜読みはもちろん、
趣味で「弾きたい」曲などを弾く際にも ためすことができます。
少しむずかしいと感じる曲のほうが、トレーニングとしては効くかもしれませんが、
私が個人的にオススメしたいのは、
以前習ったことのある曲、弾いたことのある曲を
おさらい感覚で引っ張りだしてみたり、
あるいは、初めて弾く曲だけど、既にメロディーを知っている曲などから取り組んでみると、
全く聴いたことも弾いたことも無いむずかしい曲よりは、
ストレスを感じることなく、そして 楽しく取り組めます。
↓
あたらしく曲を譜読みする際には、
たとえ簡単でも・どんなに難しくても…!
共通です。
まずは、
最初から最後まで、両手でぜんぶとおして弾くようにチャレンジすることです。♪
「譜読みだから」と音だけとるのではなく、
ペダルも、できれば強弱も!全て注意してひいていきます。
むずかしい曲や、知らない曲の場合、もしくは
「楽譜を読むのが遅い」と譜読みに関して、苦手意識を強くお持ちの方は、
ゆ~~~っくりなテンポで、一音一音ずつ進んでもよいです、
ただし できるだけ 両手が同時に進むよう、心がけます。
焦らなくて大丈夫です、できる範囲で じゅうぶんです。練習なのですから♪
すぐに曲想をつけれる曲の場合や、
弾きやすい・やさしいと感じたら、
メロディーのながれや音色、左右のバランス・和音のバランス…など、
細かい部分も意識して演奏します。
いくらまちがえても、時間がかかっても、演奏が止まっても、大丈夫。
できれば、初めての曲の譜読みの際は、
曲の最初から最後まで、弾き通すことを 心がけましょう。
すると、
曲の感じもつかめるし、譜読みに慣れる力も、同時に身についていきます。
その後の練習は、もちろん自由ですが,
早く曲を弾けるようになりたい場合は、
練習方法も工夫すると、曲に早くなれ、上達が早くなり「時短」効果も期待できます。
何も考えず、工夫せずダラダラ時間ばかり、かける練習は、
上達がなかなかみられず、ますます焦ってしまったり、
集中力も低下してしまいます。
工夫して苦手な部分や、読みにくかった所、むずかしい所をピックアップして部分練習をしたり、
片手で何度も何度も練習することが重要です。
練習時間が限られている時や、焦っている時は、ついつい
曲を両手で通して何度も弾きがちですが、(私の場合)
そこで、両手の練習ばかりをしたい気持ちをグッとおさえて、
片手練習を取り入れ、
速いパッセージの部分はリズムを変えて(付点・逆付点・スタッカート・アクセント・シンコペーションなど)部分練習することに
ちょっと時間をかけるよう 意識します。
そうすると、指の動きがスムーズになり、弱い指の独立もはかることができます。
両手で練習してつまずき、また両手・・といった練習で時間を使うよりも、
片手練習は、左右それぞれの指・身体・頭で覚えることにより、
かなり早く上達し、さらに両手で弾いたときに「楽に」弾けるようになります。
片手練習に焦点をしぼったら、さらに細かい部分までチェックできます。
ちなみに私は片手練習が嫌いですヾ(・ω・o) ォィォィ
これは私の経験談ですが、
片手練習をせず両手でとおしてばっかり練習していると、
効率が悪くなることもあります。
(これもTPOによりますので、絶対的とはいいきれませんが・・)
特に、演奏会やコンクールなどの日数が迫っている場合は、
どんなコンディションであろうと、ピアノの前に座って「パッ」と弾き、
その状態で集中力はもちろん、通して良い演奏に仕上がっているかどうか
本番前に備えた練習が必要になってきますが、
部分練習やゆっくり練習・片手練習などを怠り、つねに曲をとおした状態で
両手演奏ばかりをつづけると、せっかく仕上げてきた点で、
曲がくずれてしまい、以前よりもうまく弾けない(曲がくずれる)といった例は避けたいものです。
本番に近づけば近づくほど、練習の工夫への意識が大切なのです。
▼部分練習は、曲にもよりますが、
とくにテンポが速く、指をよく動かす曲では、
一音一音とにかく ゆっくり ・ スタッカート ・ 付点(逆のリズムももちろん。)
が効果的なのはご存知のこととおもいます。
とくに、ゆっくり一音一音丁寧に打鍵する練習は、
(この時、ただ弾くだけでなく音の前後のバランスや音色なども気をつけて美しくうたうように)
テンポがはやい曲で、均一な音色が出なかったり、リズムが狂う・指がこける・弱い指が弾きにくいなどという
問題点を速やかに解決してくれます。
ページ数が多い・細かい音の数が膨大だと、
ものすごく時間がかかるようで、(そして退屈)な練習のように感じますが、
すこしするだけで、打鍵が正確になり、効果の即効性にきっと驚かれることでしょう。
がむしゃらに、通して両手で弾く練習を繰り返し時間を費やすより、
スムーズに問題点が改善し、弾きやすさもガラリと変わるとおもいます。
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